シスコでDNSルックアップを無効にする方法
Ciscoルータが最初に設定されるとき、ルータのDNSルックアップ機能はデフォルトで有効になります。 この機能は、ルータがネットワーク上のDNSサーバを利用している場合にのみ有用です。 そうでなければ、それはユーザーに遅延を引き起こすでしょう。 誤ったURLが入力されると、DNSルックアップ機能はDNSサーバー上でそのURLを見つけようとします。 利用可能なDNSサーバーがない場合は、検索の実行中にユーザーのコンピューターがハングします。 DNSサーバが設定されていない場合にユーザの遅延を減らすには、CiscoルータでDNSルックアップ機能を無効にします。
1。
ハイパーターミナルなどのターミナルエミュレーションアプリケーションを使用してCiscoルータにログオンします。
2。
コマンドラインで「enable」と入力して[Enter]キーを押します。 「router>」コマンドプロンプトが表示されます。
3。
管理者パスワードを入力して「Enter」キーを押します。 「router#」コマンドプロンプトが表示されます。 設定中にルータのホスト名が変更された場合は、「router」プロンプトの代わりにホスト名が表示されます。
4。
コマンドプロンプトで「configure terminal」と入力して[Enter]を押します。コマンドプロンプトが「router(config)#」または「hostname(config)#」に変わります。「hostname」はルーターに割り当てられたホスト名です。
5。
コマンドプロンプトで「no ip domain-lookup」と入力し、Enterキーを押します。コマンドプロンプトに戻り、ルータのDNSルックアップ機能は無効になります。
6。
「exit」と入力して[Enter]キーを押すと、設定モードが終了します。 コマンドプロンプトが「router>」に戻ります。
7。
ルータをテストして、DNSルックアップ機能が無効になっていることを確認します。 ルータをテストするには、以下のコマンドを入力して「Enter」を押します。
ショーラン| ドメイン検索を含む
「no ip domain lookup」という確認メッセージが表示されます。
8。
コマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、[Enter]を押して設定を保存します。
running-configスタートアップコンフィギュレーションをコピーします。