Oracleでユーザーをエクスポートおよびインポートする方法
Oracleでユーザーをインポートおよびエクスポートするときは、それらのユーザーに関連付けられているロールと権限を考慮する必要があります。 ただし、場合によっては、現在のユーザーのユーザー名とパスワードをエクスポートするだけで済みます。 たとえば、新しいデータベースを作成し、既存のデータベースから同じユーザーを移行する場合は、単に既存のデータベースからユーザーリストをエクスポートしてから、そのリストを新しいデータベースにインポートするだけです。 dbForge Studioを使用すると、ユーザー名とパスワードのみをエクスポートすることも、ユーザーをその役割と特権と共にエクスポートすることもできます。 要求された情報を含むスクリプトがdbForge Studioを介して生成されます。その後、その情報を新しいデータベースで実行して、選択したデータをインポートします。
ユーザーをエクスポートする
1。
dbForge Studioアプリケーションを開き、SysDBAアクセス資格情報でログインします。
2。
メインメニュー画面から[管理]アイコンをクリックし、[セキュリティマネージャ]をクリックしてユーザー管理コンポーネントを開きます。
3。
左側のナビゲーションペインで、エクスポートするユーザーを含むデータベースのデータベース接続に移動して開きます。
4。
Security Managerページの[Export to DDL]オプションをクリックし、エクスポートする各データオプションの前にあるチェックボックスをオンにします。 ユーザのリストをエクスポートする場合に限り、[ユーザ]をオンにします。 各ユーザーアカウントのロールをエクスポートするには、[ロール]をオンにします。 各ユーザーアカウントのアクセスレベルをエクスポートするには、[特権]をオンにします。
5。
[スクリプト生成]オプションをクリックします。 スクリプトが生成されて表示されます。 スクリプトをテキストファイルまたはSQLクエリとして保存します。 指定したデータがエクスポートされます。
ユーザーをインポートする
1。
ユーザーをインポートするデータベースのデータベース接続を開きます。 接続を開くには、dbForge Studioの左側のナビゲーションウィンドウで接続をクリックします。
2。
メインメニュー画面の[Execute Script]オプションをクリックします。 ファイルセレクタが開きます。
3。
最初のデータベースからエクスポートした「DDL」ファイルに移動してクリックし、「実行」をクリックします。スクリプトが実行され、新しいデータベースにユーザーリストが再作成されます。
必要なもの
- dbForge Studioがインストールされています
- SysDBA資格情報